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知っていますか? 調理技術コンクール

調理師として目指す高みは、「お客様に美味しいものを提供すること」ですが、自分の技量はそのために十分なのか?ほかの調理師と比較してどうか?を知る機会はなかなかありません。いま自分がどれくらいのレベルにあるのかを確認できず、自信を持ちにくいという部分もあります。

そんな時に一つの目安となるのが「調理技術コンクール」です。年1回開催され、平成30年で33回目を迎える歴史ある大会です。今回は、このコンクールについて詳しく紹介していきます。

 

調理技術コンクールとは?

調理技術コンクールとは、公益財団法人 全国調理師養成施設協会によって主催される大会で、日本料理、西洋料理、中国料理いずれかのジャンルから一つを選び、その出来栄えを競うものです。地方予選を勝ち抜いた人には全国大会への切符が与えられます。

ただし、誰でも出場できるものではなく、参加できるのは全国の調理師学校卒業見込みで、各校の校長から推薦を受けた人のみで、対象は279校、約1万6,000名。この中から全国大会に出場できるのは、わずか150名のみです(日本料理56名 西洋料理60名 中国料理34名)。

全国大会決勝は、仕込作業2時間、調理作業90分、盛付作業30分という限られた時間の中で行われ、指定された課題作品を調理していきます。たとえば、平成30年開催の全国大会では、日本料理の課題は前菜・椀で、主材料は海老(ブラックタイガー)と白身のすり身でした。

主材料は主催者側で用意されますが、それ以外は出場者が用意することになり、食材選びからアイデアと独創性が試されます。

 

調理技術コンクールで与えられる賞は?

この全国大会で優秀な成績をおさめることができれば、その出場者には名誉ある賞が贈られます。

最高賞として用意されているのは、内閣総理大臣賞。全部門の中で1名しか獲得することのできない栄誉です。

このほか、厚生労働大臣賞が西洋・中国料理部門から各1名、文部科学大臣賞が日本料理部門から1名、農林水産大臣賞が日本料理部門から1名、観光庁長官賞が西洋料理部門から1名に与えられます。このほかにも、後援団体長賞、協賛会社(団体)賞が用意されています。

 

まとめ

このコンクールで受賞できれば、調理師の資格に加えて、優れた技術を持った調理学校の卒業生として就職にも有利に働きますし、その後、業界で働いていくための自信にもつながるでしょう。

調理師を目指そうとする人なら、出場・受賞を狙ってみることで、実力を高められることは間違いありません。コンクールで実際に作られた料理は、インスタグラムに公開されていますので、興味のある方は、まずこちらをチェックしてみましょう。
(https://www.instagram.com/zenchokyo/)