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調理師職種研究
調理師を目指して海外留学! 未経験でも働ける?
イタリアンやフレンチなど、飲食業界の中でも専門性の高い道に進みたいと考えている場合は、現地に海外留学をして、その土地ならではの知識や技術を学ぶというのも、道を極める大きな一歩となります。
そこで出てくるのが海外留学という選択肢ですが、果たして経験ゼロからの留学でも成功するのでしょうか?
今回は、海外留学を成功させるコツについて紹介します。
海外のお店に入るのは簡単!?
未経験から海外に行き、現地のレストランなどで修行しながら調理について学び、やがて日本に戻ってきて開業して人気店となる…そんなサクセスストーリーを思い描く方は少なくないと思います。
もちろん、実際にそんなふうに成功を収めた方もいますが、それほど簡単な道ではありません。まず、語学がまったくできない状態では、現地のお店も積極的に雇いたいと思ってはくれませんし、また「ある程度の調理経験」が求められることも多いのです。
現地にコネクションがある場合や、もともとその国の言葉が得意だというケースは別ですが、そうでなければ、せっかく海外に行ったのに調理に関することも満足に勉強できず帰国するという状況も考えられます。
まず研修から入って雰囲気をつかむのが大事
では、どのようにすれば海外で働けるのでしょうか。それには、国内でコネクションを作り、ある程度の調理技術を習得してから留学するのが一番です。
そして、国内でゼロから海外とコネクションを作る簡単な方法が、専門学校を利用することです。調理師資格の取れる専門学校であれば、技術や知識を覚えることができますし、なかには海外研修を用意している学校もあります。
まずはこうした研修で現地の雰囲気を掴んでおけば安心ですし、専門学校の持つ現地のコネクションを利用することもできます。さらに、卒業後の留学であれば、調理師免許を持っているということで、現地のお店に対してのアピールポイントともなります。
まとめ
「少しでも早く現地で技術を覚えたい」とはやる気持ちもあるでしょうが、経験やコネクションがゼロの状態からの海外留学はあまりおすすめできません。
せっかく海外に行くのですから、その時間を無駄にしないためにも、まずは国内でしっかりとした準備をして、それから留学に進むのがおすすめです。そのためのきっかけ作りとしては専門学校の研修が最適。海外留学に強い専門学校を探してみましょう。