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パティシエの「つらいこと&大変なこと」は?

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華やかに見える「パティシエのお仕事」にも、様々な苦労があることをご存知ですか?
お菓子作りを通じて幸せなひとときをクリエイトするその裏では、大変なことももちろんあります。
今回は、厳しい世界でがんばるパティシエの「つらいことや大変なこと」を2点に絞り、リアルな模様をお伝えして参ります。

1人前になるまでの給料は低い

まず前提として理解しておきたいのは「パティシエは職人である」ということです。
フランス語で「菓子製造人」という意味を持つ「パティシエ」は、本場では高いステータスを誇る職業です。それゆえ、1人前になるためには、ハードルがいくつも存在します。
中でも「金銭面」は、見習いパティシエや経験の浅いパティシエにとっての「悩みの種」と言えるでしょう。
パティシエは、お店の営業時間前後も仕事をしなければなりません。
早朝や深夜に仕込み行わなければならない場合も多く、仕事の合間をぬって「研究や勉強」も必要になってきます。
それに対して見合ったお給料が期待できるかといえば、なかなか難しいのが現状といえるでしょう。
これは、見習いや経験の浅いパティシエに限ったことではなく、30代のパティシエにとっても珍しくないことです。
「それならいっそのこと、早く独立して自分のお店を持てばいいのではないか」と考える方もいらっしゃることでしょう。
しかし、経験豊富なパティシエが独立しても成功が保証されているわけではありません。
独立には、マーケティング能力や経営の知識も必要になってくるからです。
例えば3年程度の修行で自分のお店を持ってしまった場合、うまく軌道に乗せて続けていくことは相当に難しいと言わざるを得ません。
「15年は修行期間」という人もいる位、1人前のパティシエになることは大変ですから、来たるべきチャンスに備えて「黙々と勉強し、経験を積み重ねる」という覚悟が必要になるでしょう。

火傷や傷が絶えないこともあります

料理の世界では「厨房は戦場である」と表現されることがありますが、これは単なる比喩とも言えません。
実際に、火傷や傷が絶えないことも珍しくなく、同時に体力勝負であるからです。
例えば焼き菓子を作るときにはオーブンを使います。
焼き上がったお菓子自体の温度もそうですが、トレイや「型」も大変高温になっているため、気をつけなければ火傷することになります。そうした理由からパティシエは「夏場でも長袖を着る必要がある」のです。
また、材料のカッティングなどで鋭利な刃物・機具を使用するため、ケガをする機会も多くなります。
「包丁の扱いには慣れている」という方でも、家庭での料理とは作る量が桁違い。そのため特に、見習いの頃は火傷や傷が絶えないことも珍しくありません。
仕事中は立ちっぱなしで、鉄板など重いものも運びますから、足腰が辛くなることもあります。大量の洗い物や材料のカッティング、生地の仕込みで、手にも負担がかかるかと思います。
パティシエという職業は「細かい作業も多いので女性向き」というイメージもあるかと思いますが、実際にはかなりの体力を要する仕事なのですね。

まとめ

お菓子作りという、どこかほんわかしたイメージのある「パティシエ」ですが、実際には「お菓子職人としての厳しさ」も経験しなければなりません。
そういった厳しさに直面したときには「パティシエを目指したときの気持ち」という初心を思い出すことで、立て直すことができます。
しかし、このような「つらいことや大変なこと」を経験しながらも、多くのパティシエが素敵な笑顔で楽しく働いていることも事実です。
その理由は「お菓子作りを通じてお客様に幸せや喜びを届けられる」から。お客様をはじめ、同僚、先輩、後輩、恩師などとも素敵な絆を育めるので、決して孤独ではありません。
「つらいことや大変なこと」に勝る「やりがいや喜び」がパティシエの世界にはあるのです。