あなたはどう?パティシエに向いた人の適正とは

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パティシエに向いている方は「こよなくお菓子を愛している方である」と言えます。

・・・もちろん、これは間違っていませんが、もっと具体的な適性がありますので、ここで確認しておきましょう。

愛するお菓子作りを習得し、自分の作品を創り上げるためには、メンタル・フィジカルの両面における「強さ」と「柔軟さ」が必要となるのですね。

なんといっても、まずは体力!

見習い/修業時代は体力勝負

見習い・修業時代で最初に驚くことは「お菓子作りにはとても体力を使う」という点ではないでしょうか。

例えば、お家で時間をかけて「1つのお菓子」を作るのと、仕事場でなるべく効率よく一気に「数十人分のお菓子」を作るのとでは大変さが全く違います。

10kg以上の小麦粉を担ぐことは日常茶飯事であり、焼き菓子のトレイもかなりの重さです。

基本は立ち仕事ですから、慣れていないと足がパンパンになるでしょう。

精神力も大切

体がキツいだけならまだ耐えられるかも知れませんが、そこへ先輩やオーナーの怒声や注意が飛んだらどうでしょう。

疲れに加えてプライドもガタガタ。そんな状況を心地良いと感じる方はいないはずです。

しかしお菓子作りの目標が「お客様への提供」である以上、ミスは許されません。お店によっては「1分焼きすぎた」というだけで全てを廃棄する場合もあるのです。

見習い・修業時代は体力と共に「精神力」も必要になります。

いきなりの実践で挫折する人も

いきなり実地に飛び込んで、このような経験をしたら挫折してしまう方もいることでしょう。

体力勝負に加えて、覚えなければならないことも多いため、大変なことは否めません。

そういった不安を解消したい場合には、あらかじめ専門学校で学んでおくことがおすすめです。

お菓子作りの基礎を身につけ、なおかつ実習や研修などでプロの職場を体験できますので「いきなりの実践で挫折する」という可能性を大幅に減らすことができます。

盛り付けや飾り付けの美的センスも

パティシエのセンスとは

見習い・修業時代を過ぎて、次に問われてくるのが「センス」です。

お菓子は味だけでなく、見た目でもお客さんを楽しませるものです。

一流になってくると「チョコレートのツヤ」や「トッピングの果実の形」などにもこだわるようになります。

こう言った細かい点への気配りの総体が「パティシエにおけるセンス」なのです。

センスを支える土台は「基礎」である

どんなに素晴らしいセンスを有していても、それだけで一流のパティシエになれるわけではありません。

例えば、素晴らしい色合いと盛り付けで見る人を楽しませても、肝心の味がイマイチならば成功とは言えません。

見習い・修業時代の指導が厳しいのは、その時に身につける「基礎が全て味や食感に直結するから」に他なりません。

パティシエのセンスとは「柔らかい心」かもしれない

自分の作品を出せるようになったら「美的センス」は評価の対象になります。盛り付けや飾り付けの美的センスも重要です。

実際にコンクールなどでは、見た目の美しさが大きなポイントとなります。

しかし、センスだけあっても意味はありません。

洋菓子作りは長い伝統の上に築かれてきたもので、基礎となるレシピも多数あります。それらを着実に習得するには、人の話を素直に聞くことができる「柔軟さ」が大切なのではないでしょうか。

それが結果的に、あなたの美的センスを生かすことにつながり、センスをより育てることにもつながります。

頑固で堅い心を持っている方は、結果として、自らのセンスを伸ばす機会を逸しているのかも知れません。

まとめ

「体力」「柔軟性」「そして柔軟な心から生まれる美的センス」。

ここに、パティシエに向いた方の適性が凝縮されています。

もちろん今は完璧ではなくても、適性をきっと伸ばすことができますのでご安心を。
どれか1つでも自信のある方は、パティシエを志す適正を充分お持ちですよ!

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